タイトルから格好良いですね。このグループのBRYCE WILSONはMANTRONIXの門下であるとこからキャリアがスタートしています。このシングルもMANTRONIXによる制作で1980年代後半のHIP HOPの独特な雰囲気が濃厚です。この時代のMANTRONIXと言えばトラック制作においては重要なトレンドセッターの1人。それまでのドラムマシンの打ち込みとともにサンプリングの導入も難なくこなしていてとても格好良く仕上げています。この後BRYCE WILSONはMANTRONIXのアルバム"THE INCREDIBLE SOUND MACHINE"においてもプロダクションに参加。そこから自身が中心となったGROOVE THEORYへといくわけで師匠(?)譲りの流行への敏感さ、確かな技術、センスが感じられます。結構たくさんのヒット曲に関わっている人でその辺の事情を知ってからこの曲を聴くとすごく楽しめます。2000年代に入ると俳優としても活動していたところもおもしろいです。
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Text by m.hisataaka
\1,000
Genre:
Format:12
Type:R
Condition:EX
QUINCY JONES
I'LL BE GOOD TO YOU
(1989/US/QWEST)
アメリカ音楽界の重鎮(それはもうあらゆるジャンルにおいてです!)が当時の最新の音を作りその広すぎる人脈を駆使して制作したアルバム"BACK ON THE BLOCK"からのシングル。当時の最新DANCE MUSICだったNEW JACK SWINGを思い切り取り入れた上にCHAKA KHANとRAY CHARLESを迎えての最高に楽しいレコードに仕上げています。こんなことができるのはQUINCY JONESだけでしょう!!本当に入れ替わりの激しいアメリカの音楽産業の中に居て重鎮と言われるだけの理由がこれでもかというほどわかってしまう一枚です。リリースされた当時からクラブでもよくかかる曲でそのメロディーの素晴らしさは本当にすごいです。また曲後半にはOH OH OMAR SANATANAのEDITが入っていたりADDITIONAL PRODUCTIONがARTHUR BAKERだったりで溝の端から端まで楽しめる一枚です。全力でオススメできる一枚。持ってて絶対に損しませんよ!これは。