MEMBERS
ID:
PASS:
パスワードをお忘れの方はこちら
会員登録情報変更はこちら
SEARCH
Artist(アーティスト)
Title(タイトル)
All(オール)
会員登録
メルマガ配信登録
For Foreigner
VINYL7 RECORDS -blog-
VINYL7 RECORDINGS
COLUMN
COLUMN一覧ページへ戻る
あなたの知らない世界 vol.2の巻
どうも。MATSUMOTO HISATAAKAAです。
前回から少し間が開いてしまいましたが、今回もLATIN FREESTYLEを中心に面白いレコードを個人的な思い入れたっぷりに紹介させていただきます。

LISA LISA AND CULT JAM WITH FULL FORCE/I WONDER IF I TAKE YOU HOME LISA LISA AND CULT JAM WITH FULL FORCE/I WONDER IF I TAKE YOU HOME
基本中の基本です。いや、この「基本中の基本です」みたいな説明の仕方はたまにしてしまうのですが良くないですね。
きちんと説明すると、リリースされた当初から大ヒット。現在でもアメリカではラジオなどでよくかかっている一曲です。プロデュースはクレジットにもある通りFULL FORCE。当時は非常に勢いがあったチームでしてかなりいろんな人のプロデュースを行っていました。曲の方はとても万人受けする、というかキャッチーなメロディーを備えた曲でして80’SやFREESTYLEといった価値観抜きに安定した人気です。BLACK EYED PEASがこの曲のメロディーを引用していましたのでご存知の方も多いかと思います。DJ時にも少し古めのR&Bとの相性は抜群で非常にPLAYしやすい上に「幅」を感じさせるPLAYができるのでオススメです。

DEBBIE DEB/WHEN I HEAR THE MUSIC DEBBIE DEB/WHEN I HEAR THE MUSIC
これもジャンルなどは関係なく「CLASSIC」として認定されている一曲です。よく「アメリカのラジオでかかる」といった事を書きますが、アメリカではFM局が無数にあり、DJのおしゃべりよりもとにかく曲をたくさんかけます。もちろん新譜を中心にかけるのですが「FLASHBACK」と称してクラッシックを中心にかける時間をどこの局も設けていて、こういった曲をばんばんかけてくれます。そんな「FLASHBACK」の時間帯の定番がこの曲と”LOOKOUT WEEKEND”です。この2曲はかなりの頻度でかかります。また最新HIP HOPのネタとしてこういった80'Sの曲が利用されるのにはそういった背景があるのも容易に想像できます。

SHANNON/LET THE MUSIC PLAY SHANNON/LET THE MUSIC PLAY
この曲はイントロの一発目のスネア一音からしてクラシックです(もちろん曲自体も)。当時は非常にヒットしたらしくレコードもたくさんプレスされたようでアメリカでもよく目にする12インチです。しかしこの盤は状態の良いものが驚くほど少なく当店で販売できる状態のものを、たとえVGコンディション程度でもなかなか捕獲できません。他のジャンルでもこういった状況のものはあるのですがなんと言ってもその曲自体の人気が高いという事の証明ではないでしょうか。
これもDJ時にはなかなか意外性を出せる曲でかける時に前後の曲に少し気を使いますが一度はまると効果はなかなかです。特に歌前での2枚使いは効果的でうまく決まれば80年代前期のKISS FMでのRED ALERTやCHUCK CHILLOUTの気分が味わえます。

NEW ORDER/CONFUSION NEW ORDER/CONFUSION
このレコードは少し音楽を聴いている方であればご存知だと思いますが、イギリスのロックバンドNEW ORDERの曲です。DANCE CLASSIC〜HIP HOP〜FREESTYLEといった文脈で語られる事は少ないですが避けては通れない一曲です。私も本で読んだ程度の知識でしかないんですが、当時NEW YORKに遊びに来たNEW ORDERがROXYをはじめとする大箱DISCOの魅力にすっかり取り憑かれて当時その世界で最も勢いがあったPRODUCERであるARTHUR BAKERにPRODUCEを依頼してこの曲が完成したそうです。音を聴いていただければわかると思いますが、当時の最新モードであったでろうエレクトロなビートを前に出した良質なDANCE曲。プロモーションビデオも恐らく当時のROXYでの映像が使用されていていろいろと想像力をかき立てられます。こういった曲からHIP HOPを感じられるようになれば、HIP HOPを心の底から面白い音楽だと感じられるようになるでしょう。ちなみにこれはSTREETWISE盤。凝ったジャケットデザインの英FACTORY盤も良いのですが、DANCE MUSIC好きにはこっちです。

NEW ORDER/CONFUSION(REMIX) NEW ORDER/CONFUSION(REMIX)
上に紹介した名曲のREMIX盤です。しかもこれを手がけたのがARTHUR BAKER。PRODUCEを手がけた本人にとってもやはり思い入れ深い曲だったのかと想像したくなるような素晴らしいREMIX盤に仕上がっています。そしてARTHUR BAKERが相棒に選んだのはOMAR SANTANA。OMAR SANTANAと言えば世界中のEDITORの中では最も激しい剃刀さばきで知られる一人ですがこのREMIXにおいてもその腕を存分に発揮しています。909と思しきBEATに差し替え、PUBLIC ENEMYなどの声ネタをこれでもかというほどぶち込み、要所要所に効いたEDITと相まって非常にアッパーな雰囲気に仕上がっています。元々、B-BOYS(BREAKDANCEを踊る人たちという本来の意味において)が集まる場面では受け入れられていた曲ですが、こちらのバージョンでPLAYする事でさらに場を盛り上げる事ができます。

MAN PARRISH featuring FREEZ FORCE MAN PARRISH featuring FREEZ FORCE
これはRAPが入っているので誰が聴いても「HIP HOPだ」と認識できる曲です。おまけに「BOOGIE DOWN BRONX」と来れば血が騒がないはずが無いでしょう。頭のベースラインは後のHIP HOPにおいてもさんざん引用されてきたので聴き覚えがある方も多いのではないでしょうか。この当時のMAN PARRISHの作風が良く出たエレクトロビートですがやはりFREEZ FORCEによるRAPが効いてます。OLD SCHOOLな空気が充満したRAPが魅力的ですがそのRAPにうっすらかけられたボコーダーのようなエフェクトがエレクトロなトラックによく合ったFUTURE感のようなものを付け加えていて曲の完成度をグッと上げているような気がします。これは是非カットインでベースラインから聴かせて一気にフロアの空気を変えてしまうようなかけ方が良く合います。

HASHIM/WE'RE ROCKING THE PLANET HASHIM/WE'RE ROCKING THE PLANET
この曲もMAN PARRISHに通じる「FUTURE感」満載の一曲です。HASHIMといえばAL-NAAA FYSHがスクラッチネタとして非常に有名な曲ですが、初期CUTTINGレーベルを支えたいくつかの作品はチェックしておく価値があります。特にこの曲はEDITファンにとってはLATIN RASCALSがMASTERMIXで使用していた曲として強烈に印象に残っているのではないでしょうか。LATIN RASCALSのMASTERMIXというのが私の文章中によく出てきますがネット上で公開されているページがあり比較的簡単に聴く事ができます。HIP HOPを語る上であまり日本では語られる事が少ない年代の作品です。しかし、実はかなりショッキングな出来事が起きていた年代であるだけにHIP HOPがお好きな方には是非お聴きいただきたい作品です。サンプラーの普及以前の様子がよく分かって勉強になります。

と、まあつらつらと書いて来たんですがどうしてもレコードを買う時には「ジャンル」というものにとらわれてしまいますよね。自分にももちろんそんな面はあるんですが「まあ。おもろきゃなんでもええか」程度のいい加減な部分も出て来たので、ここ数年はあまり「ジャンル」にとらわれずレコードを買っています。そんな買い方をしていると思うのですがDISCO MUSICが行くとこまで行って、HIP HOPやHOUSE、TECHNOといった新しいジャンルが隆盛してきた80年代というのはずいぶんと混沌としていたんだろうなー、と思います。この混沌とした状況を後追いだとしても楽しめるようになってくると12インチシングルというフォーマットをより楽しめるのではないかなー、と思います。そんなわけで皆さん、FREESTYLEをはじめとしていろんな12インチに手を出してみて下さい。
Text by MATSUMOTO HISATAAKAA
COLUMN一覧ページへ戻る
TOPページへ戻る
PAGE TOP